腕時計の電池交換は裏蓋を開ける工具があれば自分でもできます。裏蓋の種類によっては工具が異なるのと、時計の種類によっては難しいものもあると思いますが、自分の腕時計(電池SR920SW)での作業を紹介します。
■必要なもの 工具は何が必要?
・電池
交換する時計に適合する時計用のボタン電池が必要です。(SR920SW等)
・工具
裏蓋がスクリューのように回して開けるタイプのものは回す工具が、ふたをこじ開けるようなタイプは先の細いヘラのような工具が必要です。
■どこで売ってる?100円ショップで手に入る?
・Amazonなどのインターネットサイト
工具、電池ともに多数取り扱いがあります。
工具:
電池:
・ホームセンター
普通のボタン電池のみで、時計用は取り扱いがない可能性が多いと思います。
・ダイソー、セリアなどの100均
普通のボタン電池はありますが、時計用の電池は大きな店でないと取り扱いがないかもしくは種類が少ないと思います。
工具も扱いがあるところとないところがありますが、100円ではないです。(300円くらいだったと思います)。ヘラやラジオペンチは100円でありますがこれらで代用すると時計に傷が付いてしまいます。
■費用は?安い?
・電池代
今回交換したSR920SWという電池はヨドバシで¥270.-でした。Amazonでも1個から20個等のまとめ売りまでたくさん扱いがあります。
・工具代
裏蓋を回す工具は安いもので数百円(¥600.-位)でした。現在も普通に使えています。
■方法
・作業対象の腕時計 Frederique Constant Worldtimer Quartz Watch Rose Gold
電池式クオーツ腕時計です。数年前購入でバンドは交換済です。
・工具の幅合わせ
時計裏蓋の溝の幅に合うように工具中央のネジ回して幅を合わせます。
・裏蓋外し
裏蓋の溝2つに工具を合わせて反時計周りに緩めていきます。
溝から外れて時計に傷が付かないよう慎重に行います。
蓋が外れて電池が見えました。
・電池取り外し
電池を外すのに特別な工具は必要ありませんが、時計が外れないようにストッパーがあるのでツメか爪楊枝などでずらします。
・電池交換
新しい電池を入れます。
・完了
外すときの逆の要領で裏蓋を閉めて、交換完了です。
■考察
値段のみで考えると、時計の電池交換は安い店では¥1,000.-くらいでやってもらえるのですが、同じくらいの費用で工具代も含めて交換できますので、自分の時計の中を見てみたい人や何回も交換するつもりの人にはおすすめです。
ただ、時計店で電池交換を依頼するとふたを開けた時のゴムパッキンなどのメンテナンス交換等も考えてくれるお店もあります。自身で行う場合はこの辺りは自己責任で行う必要があります。