台北地下鉄(MRT)の乗り方・注意点、悠遊カードのおすすめも

台北には地下鉄(MRT)があり、旅行者も市街地であれば地下鉄を使って気軽に便利に移動することができます。
基本的には日本の地下鉄と同じような感覚で利用できますが、各乗車券の購入方法や注意点を紹介します。

中国語(台湾語)がわからなくても乗車券購入も乗車も問題無く出来ます。
悠遊カードも券売機で購入でき、券売機で日本語も選択できますので、
日本語しかできなくても何とかなるのでぜひ利用をおすすめします。

■MRT路線図

以下の路線があります。

  • 文湖線[BR]
  • 淡水信義線[R]
  • 新北投支線
  • 松山新店線[G]
  • 小碧潭支線
  • 中和新蘆線[O]
  • 板南線[BL]
  • 黄線[Y]
  • 万大樹林線[LG]
  • 民生汐止線[SB]

MRT路線図

https://www.go-taiwan.net/index.php/tranceportation/map/54-subway-map.html

台北捷運の公式ウェブサイトにも路線図(駅ナンバリング付き)があります。

路線図及各駅情報(日本語あり)

https://m.metro.taipei/jp/roadmap.asp

https://m.metro.taipei/

■悠遊カード

一回乗車券(片道乗車券)でも乗車できますが、カード代100元で悠遊カード(ようようカード/ゆうゆうカード)が購入できますので、一枚購入をお勧めします。

・券売機で購入

悠遊カードは券売機で購入できます。MRT桃園空港駅にもあり、[日本語]ボタンがありますので画面に従って操作すれば購入できます。身分証明書などは必要ありません。

・窓口で購入

窓口でも悠遊カードは購入できます。会話しなければいけないというプレッシャーはありますが、チャージ額を自由に決められますので場合によってはこちらの方が利便性が高いかもしれません。

・チャージ

券売機でチャージできます。チャージは券売機では”加値(Add Value)”と表示されています。
券売機で、「単程票Single-Journey Ticket」か「加値Add Value」が選べる券売機であれば「加値Add Value」を選択して希望額を投入しチャージします。

チケットの種類などは台北捷運公式サイトに説明があります。

台北捷運公式サイト(日本語あり)
https://m.metro.taipei/jp/ticketinfo.html

https://m.metro.taipei/

■一回乗車券(片道乗車券)購入

・料金確認

まず路線図を見て、各駅までの料金が書いてありますので目的地までの運賃を確認します。

・乗車券購入

「単程票Single-Journey Ticket」ボタンを選択して
画面に表示されている運賃
[20][25][30][35][40][45][50]
のうち目的地までの運賃をクリックします。
また、二人以上の場合は人数(購入数)をクリックします。
表示された金額を投入すると、券売機下から乗車券(コイン状のトークン)が出てきます。

■乗り方

基本的に日本と同じです。

・乗車駅の自動改札

乗車駅の自動改札で悠遊カードをタッチします。
一回乗車券(片道乗車券)の場合は乗車券(コイン状のトークン)をタッチします。

・電車に乗車

電車に乗車します。飲食禁止なので気を付けましょう。

・降車駅の自動改札

降車駅の自動改札で悠遊カードをタッチします。
一回乗車券(片道乗車券)の場合は乗車券(コイン状のトークン)を直接投入します。
※注意:一回乗車券の場合はタッチするのではなく、「直接投入」と書いてある挿入口に入れます

■注意点 日本の地下鉄との違いなど

・現地の方は座席を必ず譲ります

MRTに限らず台湾の公共交通機関全般的に感じることですが、日本に比べてお年寄り、小さな子供連れのなどの人に座席を譲ります。「必ず」といっていいくらいなので、日本のようにお年寄りや小さな子供連れが乗ってきても誰も反応しないなんてことがなく、誰かが必ず席を譲ります。(優先席でなくても譲ります)
そのため、着席したときは周りに必要としている人がいないか気を付けましょう。

・飲食禁止

車内は飲食禁止です。飲み物も禁止なので気を付けましょう。

・車両設備

車両設備としては、椅子がプラスチックで硬い以外は日本と同じような感覚で利用できます。