台湾の定番観光地である九份へは台北からいくつかの行き方があります。
タクシーだと台北から1000元位するので、今回は台北から路線バスで直行する方法を紹介します。
■バスで九份に行くメリット
・台北(MRT忠孝復興駅)から九份まで直行で行きますので途中乗り換えなどで戸惑ったり間違えたりする心配がありません。
・料金が一人115元位なのでタクシーの十分の一位の値段で安く行けます。
・台北(MRT忠孝復興駅)から九份まで1時間30分位で到着します。
■九份の場所
台北市街地から東に約40Kmほど離れた新北市瑞芳区という場所にあります。
■台北-忠孝復興駅2番出口を出てバスのりばへ
MRT忠孝復興駅へ
まず、MRT忠孝復興駅へ行きます。
台北駅から地下鉄MRTの南北線を利用して約5分(20元位)です。
台北捷運公司 路線図及各駅情報
https://m.metro.taipei/
忠孝復興駅(駅番号BL15,BR10)
MRT忠孝復興駅2番出口を出てバスのりばへ
MRT忠孝復興駅へ到着後、2番出口を目指します。
2番出口を出て右手に進むとバス乗り場があります。
なお、MRT忠孝復興駅での九份行きのバス乗り場は2017年位までは駅の北側にバス乗り場がありましたが、南側に変更になりました。
http://www.kl-bus.com.tw/
■九份行きのバスに乗車「1062 金爪石行き」
時刻表、運行間隔
九份行きのバスは15分から30分くらいの間隔で来ます。
http://www.kl-bus.com.tw/
タクシーの客引き
バス停でバスを待っているとたまに声をかけられたり色々説明しようとする人がいることがあります。タクシーの運転手が客引きをしており、複数人の乗り合いであれば一人200元程度で行ってくれるようです。相手にしなければしつこく勧誘してくることはありません。
1062 金爪石行き バス乗車
バス車体の行き先表示に
と書いてあるバスが来たら乗車します。
乗車時に整理券のようなカードをくれるときがありますが、着席必須区間の乗車定員カウント用のカードですのでもらっておきましょう。降車時に返します。
運賃は115元(時々変わるので要確認です)です。
ただ、悠遊カード(easy card)を事前に買っておけば日本のsuicaやicocaのような感覚で乗車できますので事前に準備しておくと慌てず乗車できます。
バス運賃支払い方法
悠遊カード(easy card) の場合
乗車時にカードをタッチし、降車時にもカードをタッチします。
現金支払い場合
乗車時に支払います。
おつりは出ませんのでちょうどの金額を用意するか、どうしてもちょうどの金額がない場合は不足しない金額を多めに払います。
このバスは途中高速道路を通るため必ず着席する必要があります。立っての乗車はできません。
■バス乗車中
乗車時間は1時間30分位です。
・MRT忠孝復興駅出発後しばらく台北市内を回り、乗客を乗せていきます。
・その後高速道路に入り、しばらく進みます。(この区間は着席必須です)
・途中で一般道路に降りしばらく走ります。
・一般道路に降りて数十分すると瑞芳駅(Ruifang Train Station)につきます。ここでお客さんの乗り降りが少しあります。
・瑞芳駅を出ると山道をくねくね登りだします。山道を登りだして10分くらいで九份(九份老街停留所)に到着します。
■九份老街Jiufen Old Streetでバス降車
バス降り場の名前は”九份老街Jiufen Old Street”です。九份は終点ではないので初めての場合どこで降りればよいか心配かもしれませんが、大半の人がここで降りるので迷うことはないと思います。
「バスが山道をくねくね登りだした後、初めて多くの乗客が下りる停留所」と覚えておけば間違いないです。
[概要図①地点]手前の停留所”九份派出所Jiufen Police Station”です。ここではまだおりません。道がわかっていればここから登って行っても行けないこともないですが、降りずに乗っておきましょう。ここからあと5分もかかりません。
[概要図②地点] 降車するバス停”九份老街Jiufen Old Street”です。日中であれば右手下側に派手な屋根が見えますので目印になります。
■九份老街入口へ
九份老街の入り口はバスの道をもう少し先に進みます。
セブンイレブンが見えますので、その右側が入り口です。
[概要図④地点] 九份老街 入り口
[概要図⑤地点] いつ行ってもたくさんの人が写真を撮っているポイント
■帰り方
※夕方から夜のバス乗り場は大変混雑し、乗客の待ち行列で何本か後のバスに乗ることもありますのでそのつもりで時間配分を考えましょう
九份老街のバス乗り場は来た時と場所が違います
九份老街のバス停はバス乗り場と降り場の位置が異なります。
帰りのバス停は降りた場所ではなく、先ほどのセブンイレブンをもう少し上に2分くらい上がったところにあります。
[概要図③地点] 降車と乗車のバス停は離れています。帰りはこちらのバス停から乗車します。
休日の夕方から夜はバス乗り場は大変混雑し、バス乗り場にはいつも行列ができています。
乗り場が台北行きとその他(基隆、瑞芳行き)に分かれていますので、台北行きの場所に並びましょう。
乗り方は行きと同じです。行き先表示が
となっているバスがきたら乗車します。
満席時は行き先表示が、
と表示されており乗せてもらえません。”九份老街Jiufen Old Street”の停留所についた時点で満席ということは経験上まずありませんが、次の停留所”九份派出所Jiufen Police Station”から乗ろうとすると満席で通過されることがあります。
タクシーの客引き
バスの乗車列に並んでいると、タクシーの客引きが勧誘してきます。(「タイペイ ニヒャク!」のような感じ勧誘してます)
バスで帰るつもりであれば聞き流していればよいですが、複数人の乗り合いで一人200元くらいで台北に帰れますので、バスが長蛇の列で早く帰りたい場合は客引きのタクシーに乗るのもありだと思います。