タクシーが一般的におすすめ
ドンムアン空港は現時点では電車でスムーズにバンコク市内に行くことができませんので、基本的にバス・タクシーで移動することになります。バスも路線がわければ安く移動できるので便利なのですが、短期旅行で目的地に素早く移動したい場合はタクシー利用がおすすめです。
■ドンムアン空港のタクシーの状況は?利用して大丈夫?
空港のタクシー乗り場はタイの中でも比較的トラブルなく乗車できると思います。
正規のタクシー乗り場から乗車したときは、乗車する前にまず受付カウンターで乗車するタクシー(運転手)の情報を紐付けておりその控えをもらえるので、どの運転手のタクシーに乗車したのか明確になっています。
一般的にタイのタクシーは日本のタクシーと比較して乗車拒否やメーターを使わず運賃交渉が必要な運転手が多い等の苦労が多いのですが、空港の正規のタクシー乗り場からの乗車は比較的安心して乗車できると思います。
■タクシー乗り場はどこ?
到着ロビーの左端8番出口付近にあります。乗り場までのルートを以下に示します。(他にコーヒーショップとか色々ありますが省略しています。)
・到着ロビー
入国審査・手荷物受取を終えると、到着ロビーに出てきます。出口は一か所のため迷うことはありません。
・タクシー乗り場へ
タクシー乗り場は左手に進んで到着ロビーの南端8番出口付近になります。
到着ロビーに出ると正面に両替所やリムジンタクシー申し込みカウンターなどがありますが、到着ロビーを左方向に建物の端まで進むと8番出口付近にタクシー乗り場があります。
■タクシーの乗り方は?混雑状況は?深夜も利用できる?
・チケット払い出し機で番号を取得
タクシー乗り場に到着すると、まずチケット洗い出し機で番号を取得します。
自分でも機械のボタンを押して発券できると思いますが、たいていは近くに係員が操作してレシートのような紙を発券してれます。
・自分の番号が来たら乗車
自分の番号がアナウンスもしくは前に表示されるまで待ちスペースで待機します。
自分の番になったら受付カウンターへ行き手続きします。
受付カウンターの係員に行き先を告げた後、運転手の情報等が書かれた控えを受け取ってタクシーに乗車します。
・運転手に行き先を告げる
おおよその行き先は受付カウンターで運転手に伝わっているのですが、乗車後運転手に行き先を尋ねられることがあるので、ホテルの予約用紙やタイ語住所などのスマホ画面などが出せるようにしておけばスムーズに乗車できます。
可能であれば、スマホではなく紙でタイ語で行き先を印字したものがあった方がよりスムーズに運転手に伝わると思います。
(実際スマホだと小さくて見えずらいので、運転手にスマホを差し出してみてもらったり拡大表示してみたりと色々まごつくことがあります)
・混雑状況
日中の到着便の具合によってはかなり待ち時間が発生します。1時間近くかかることもありますので、旅程を考えるときは待ち時間を考慮した計画をする必要があります。もしくは後述しますが混雑時は別の乗り場から乗車することもできます。
・深夜も利用できる?
24時間営業なので深夜も問題なく利用できます。
ただし、(運転手が特定されているという面で一般のタクシー乗り場より安全とは言うものの)治安面で深夜の女性一人での利用はあまりおすすめしません。
■料金 相場は?高速料金は必要?
・相場
バンコク市内までメーター料金に加え追加料金がかかるのでおおよそ400バーツくらい(1400円位)となります。
・空港発追加料金(50バーツ)
・メーター料金(バンコク市内まで300バーツ程度)
・高速料金(場所によりますが70バーツ程度)
行き先によって料金が異なるのと、渋滞時は料金が加算されます。
・高速料金の支払い方
高速道路を使用する場合は、メーター料金とは別に高速道路の料金を支払う必要があります。
運転手により、料金所で利用者が都度支払う場合と、運転手が建て替えて払い、降車時にメーター料金とは別に払う場合があります。
・高速道路を使用するべき?
高速道路を使用するべきだと思います。
バンコクの道路は時間によっては日本より渋滞します。たいていの場合ドンムアン空港付近はさほど渋滞していないのですが、バンコク市内に近づいてくると渋滞して進まないということが多々あります。数十バーツを節約して渋滞に巻き込まれてはタクシーを選択するメリットが半減してしまいますので、せっかくタクシーを利用する場合は高速道路を選択することをお勧めします。
”ハイウェイ”や”エクスプレスウェイ”と言うか、手で上の高架道路を指せば伝わると思います。
■混雑時の代用策 少し安く乗るには?
たまたま正規の空港カウンターがとても混在しているときにすぐタクシーに乗りたい場合や、空港追加料金の50バーツを払いたくない場合等は、他の場所からタクシーに乗車することができます。
・3階(出発ロビー)のタクシーに乗車
3階(出発ロビー)に上がると空港でお客さんを降ろした直後のタクシーがいますので、それらのタクシーに乗ってしまうことができます。
注意点として、運転手はすぐに次のお客さんを乗せられるので基本的に嫌な顔をしないと思いますが、空港の警備員(警察?)が空車のタクシーを見つけるとすぐに動くよう笛を吹いて催促されますので、お客さんを降ろした直後のタクシーを見つけてタイミングよく乗る必要があります。
・一般道路での客待ちタクシーに乗車
空港の前を走っている一般道路のバス停付近にタクシーが数台客待ちをしていますので、そこから乗車することもできます。現地の人はこの方法で普通に利用している様子でしたのでスムーズに乗車できると思います。
ただしここから乗車する場合は運転手と英語でコミュニケーションできない可能性が高くなりますので、タイ語の行き先メモ等を用意しておいた方がスムーズに行き先が伝わると思います。