【シンガポール】旅行で電車・バスに乗るときに便利なez-linkカードの買い方・注意点を解説

シンガポールにも日本のICOCAとかSuicaと同じようなプリペイドICカードがあります。ICカードを一枚買っておけば電車バス、コンビニとどこでも使えますので、公共交通機関(電車MRT,バス)を使用する予定がある方はぜひ購入をお勧めします。
特にバスに乗ろうと考えている人にとってはICカードは必須と言えます。

ez-linkカード
ez-linkカード裏面

■どこで使える?

シンガポールの地下鉄MRT全線、バス、セブンイレブン等、一枚でどこでも使えます。

■どこで買える?価格は?

・販売している場所

MRT各駅の有人窓口で買えます。
シンガポールの玄関口であるチャンギ空港の場合は、MRTの駅改札横にある有人窓口で買えます。
(以前カードの交換が必要なときはここではなく自動券売機付近の窓口で対応してもらいましたが、新規購入であれば改札の横の方で買えます)
特に身分証明書等は必要なく、お金を出せば買えます。(大人adultカードの場合)

・価格

12SGD
内訳(7SGD残高+ 5SGDカードデポジット)

■ez-linkカードWebsite(英語):
https://www.ezlink.com.sg/

■使い方は?

・電車(MRT)に乗るときの使い方

電車に乗るときは日本と同じ感覚で使えます。
乗車駅の改札でカードをタッチする

ゲートが開く

(乗車)

降車駅の改札でカードをタッチする

ゲートが開く
といった流れです。

・バスに乗るときの使い方

バス乗車時は以下の流れです。
前扉から乗車、乗車時に乗車扉の左右にあるリーダーにタッチする。

(確認音と残高が表示される)

(乗車)

後扉から降車、降車時に降車扉の左右にあるリーダーにタッチする。
 (一応降車停留所に到着後にタッチが確実だが、停車停留所が近づいてきてカードリーダーに停車停留所が表示されればタッチ可能)

■チャージ

チャージは駅の券売機でできます。カードを券売機に置いて「AddValue」を選択、現金を入れて確定後、カードを置いた周りが緑色に光るまで待てば完了です。
チケットオフィス(TicketOffice)でもチャージできます。
現金のほか、クレジットカードでもチャージできます。日本発行のVISAカードでもチャージできました。

■注意点

検札

バス乗車中は時々検札が来てチェックされます。途中停留所で係員が乗ってきて専用端末に各乗客のez-linkカードタッチさせて確認しますので、乗車時に必ずタッチするようにしましょう。

カードの有効期限

有効期限は5年です。私のカードはチャージを繰り返して使用していても5年たつと使えなくなりました。とはいっても期限が近づいてくると改札タッチ時に警告が出るようになり、期限が過ぎると窓口で交換してもらえます。

NETS FlashPayカードって?

ez-linkカードを買いたかったのに、買ってみたらNETS FlashPayというカードだったなんてことがあります。が特に大きな違いはないので気にしなくてよいと思います。(Suicaだと思ったらPASMOだった位?でしょうか)

■NETS FlashPay Website(英語):
https://www.nets.com.sg/personal/transit-payments/nets-flashpay/

■メリット 良いところ

メリットがありすぎるので短期旅行でも電車やバスに乗る予定のある人は空港の駅で購入しておきましょう。

・券売機に並ばなくてよい

シンガポールの券売機は混んでいる駅が多いです。特にマリーナベイサンズ(BayFront駅)などイベントで一度に大人数が来る駅などは時間によっては券売機は長蛇の列になります。ICカードを所持しておけばこの列に並ばずすぐに電車に乗ることができます。

・バスに気軽に乗れる

シンガポールのバスは乗車距離に比例して料金が上がっていく体系ですが、現金乗車時の乗り方は、
・乗車時に運転手に降車停留所を伝え、
・運転手から料金を確認し、
・運賃を料金箱に投入し、
  (おつりはでませんし両替機もありませんので、
   ちょうどの金額か多めの金額を投入します)
・レシートのようなチケットを受け取る
という手順になります。
実際この方法で乗車している人を見かけることはほとんどなく(たまに見かけますが。。)、99%以上の人がICカードで乗車しています。

・セブンイレブンなどのコンビニでも使える

・どこでも使える

日本のように、A店はnanacoは使えるがIDは使えない、とかpaypayが使える店があったりなかったり・・ということがなく、ICカードが使える店はez-linkカードが使えます。
(もしかすると例外はあるのかもしれないのですが、基本的に使えるはずです)

■考察

これをもって入れば地下鉄でもバスも好きな場所で乗って好きな場所で降りられますので、1枚持っておくと気軽に電車バスで移動ができます。特にバス乗車を考えている方は現金での乗車がとても煩雑なのでぜひ事前に買っておくべきだと思います。